カルティエ番長、パシャ好きですが35mmと38mmにしか興味がなく、実は派生形のことはあまり詳しくなかったので、ちょっと勉強し直してみました。
間違いがあったら、ご指摘ください~。

1)最初のパシャ:1943年にグリッド付き・スムースベゼルのパシャが特別注文?で作成された。リューズキャップとかもあり、ほぼ現在のパシャの原型になっている。
1943
これはまあ注文品ということもあり、ケースサイズが何ミリか分かんないんだよねー。

2)1985年にパシャ38mmのシリーズが多数発表・市販開始される。
これはいきなりです。
金無垢とかステンとか3針とか複雑系とか関係なしに、この年にいろんなバリエーションが沸いて出ました。CoSさんに教えていただいたこのサイトが詳しいです。リリース年代書いてるし。
このサイトによると、カルティエ番長が大事にしているパシャゴルフもクォーツ版が先の発表で1987年なんだよね(オートマ版は90年代に出たらしい)。

それで、皆さんご存じの通りカルティエ番長はイヤなやつなので、古いカタログを持ってるんですね。
ただ1985年ドンピシャはないです。
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1987年のカタログには、パシャのパーペチュアルカレンダー・ムーンフェイズ・クォーツのゴールドブレスモデルが出てます。
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1987年9月15日のプライスリストによると、27000ドル~。
この年は他にもパシャのアラームやムーンフェイズが出たみたいです。全部クォーツですな。
なお1986年にはクォーツのクロノグラフがいろんなダイアルバリエーションでみたい(全部猫目でインダイアルは青)。

1985-1987にかけてはカルティエが社運をかける勢いでパシャのラインナップをそろえていたのが分かりますね。複雑時計は全部クォーツだけど。
これが90年代になると、機械式が後追いで出るみたいですね。


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日本のカタログですと、1989年4月1日の価格で、以下の通り。
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5連パンテールブレスのこと、フィガロブレスというのですな。初めて知りました。
どうもこのパンテールブレス(フィガロブレスと言いにくい)がゴールドブレスレットとしては初めで世に出たデザインのようです。これまたビックリ。

パシャクォーツのクロノグラフで5連パンテールブレス(フィガロブレス)が270万です。

あーもう1985年~1986年のカタログが欲しくなっちゃったなー。